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♪♪♪♪♪♪ |
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あっ、魚THEお姉さんだ! なにその歌!? ぼくそんな歌初めて聞いたよ! |
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汰郎君は歌を食べれるの? |
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ぼく学校では 音楽の成績が一番なんだ! 先生にも汰郎くんは 現代に蘇ったダヴィンチだって 褒めてもらえたんだよ! |
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まあ、そうなんですか先生? |
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ええ、汰郎君は 現代に蘇ったダヴィンチです。 私が保証します。 |
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もしも違っていたら? |
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この命 惜しくはありません |
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ありがとうございます。 それでは、 お聞きください。 『私の爪では役不足』 どうぞ |
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ヨゥルルトツィ――ウトゥ――トチォ♪♪♪♪♪ |
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パチパチパチ! |
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ブラボー |
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ブラボー |
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心を込めて歌いました。 ご満足いただけましたか? |
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素晴らしい歌声ですわ。 貴方の名前を聞かせて頂けるかしら? |
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な、なぜですか? |
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答えが必要ですか? |
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……芋屋敷兼五郎だ |
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ええっ!? い、芋屋敷兼五郎だって!? あの伝説の演歌歌手の! |
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まあ! ファンです、サインをお願いします! |
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はいどうぞ |
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やったー!ありがとう魚THEお姉さん! ぼくお姉さんのサインがずっと 欲しかったんだ! |
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![]() このおさかなの名前はチリメンザコ。 オホーツク海に面した忍びの里の池でしか 採れない哀れなお魚なの。春になると 草原に生えているわ。ほら、みて。皆が手を振ってる |
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やっほー! |
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やっほー! |
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間違いない…あなたこそ 現代に蘇ったダヴィンチですね? |
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はじめまして。私の名前は 魚THEお姉さんと申します。 今日は皆さんを素敵な海の世界に お連れしましょう |
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私も戦います |
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及ばずながら僕も戦おう。 |
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行こうお姉さん! 最後の戦いへ! |
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素晴らしい。 それでは次へいきましょうか |
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やったー!ついに 破壊の化身、チリメンザコを倒したぞ! |
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しかし、芋屋敷兼五郎は犠牲になってしまった… |
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彼はいつも人々に知恵を与えてくれました。 その存在感は高く評価されるでしょう。 |
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こんな悲しいことが現実に起きるなんて! 僕はなんて不幸なんだ! |
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汰郎くん、今こそソングパワーよ |
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そ、そうか! 僕の歌声で芋屋敷兼五郎を蘇らせるんだ! |
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それでは次へ行きましょうか。 |
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ぬぅぅうん… メガザル! |
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![]() やったー! 芋屋敷兼五郎が生き返ったぞー! |
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た、汰郎…死ぬ前に…伝えなければ ならないことがある |
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俺に? |
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僕はお前の本当の父親ではない… |
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それでは皆さん、またいつの日か お会いしましょう。さようなら |